ご依頼の背景
M様のお宅は、築60年を超える木造住宅で、数十年前に増築をされています。その増築部分と既存の建物のつなぎ目にわずかな隙間があり、そこからイタチが侵入していました。
最初は、夜中に天井裏を走り回る音に気づいたのがきっかけでした。小動物がいるのではと感じながらも、最初はネズミだろうと軽く考えていたそうです。しかし数日後には、強烈な獣臭が室内にまで漂いはじめ、ご家族も「これは普通じゃない」と危機感を覚えるようになりました。
M様はホームセンターで忌避剤や金網を購入し、自分で侵入口と思われる箇所を塞いでみました。しかしイタチは学習能力が高く、別の隙間から入り込んでしまい、被害は収まりません。さらに、天井裏に糞尿が蓄積してシミができ、家の中にまで悪臭が広がるようになったとのことです。
「自分ではどうにもできない」と限界を感じたM様は、口コミで評判の良かった害獣プロテクトを見つけ、専門業者に依頼しようと決めました。
害獣プロテクトからのご提案
現地調査の結果、イタチは増築部分と母屋のつなぎ目にある10cmほどの隙間を中心に出入りしていることが確認できました。屋根裏には複数の足跡や糞尿が散乱しており、断熱材も一部掘り返されていました。このまま放置すれば、建物の劣化が進み、衛生面でも深刻な問題になる恐れがある状態でした。
そこで、害獣プロテクトでは以下のプランをご提案しました。
①侵入口の徹底調査と封鎖
イタチは非常に執着心が強く、一度住みついた場所に何度も戻ってくる習性があります。そのため、つなぎ目の隙間だけでなく、床下や換気口など、家全体を点検し、侵入口を徹底的に特定。専用の金網や板金を使って隙間を塞ぎ、再侵入を物理的に防止しました。
②追い出しと捕獲の組み合わせ
すでに屋根裏に潜んでいるイタチに対しては、忌避剤と特殊な機材を使って追い出しを実施しました。出ていった個体が戻らないよう、捕獲用のトラップを設置し、万が一残った個体がいても対応できるようにしました。
③糞尿清掃と消毒・消臭作業
天井裏には長期間の糞尿が溜まっていたため、徹底的な清掃を行い、消毒・消臭処理を実施しました。イタチ特有の強い獣臭も軽減し、ご家族が快適に生活できる環境を取り戻しました。
④断熱材の交換と補修工事
一部かじられて使えなくなっていた断熱材を新しいものに交換し、屋根裏の補修を行いました。建物の古さを考慮し、耐久性を高める工事を施すことで、今後の安心につながるよう対応しました。
⑤アフターフォローと再発保証
施工後も定期的に点検を行い、最長5年間の再発保証を付けることで、長期的な安心をご提供しました。イタチは再侵入リスクが高いため、保証制度の活用で安心感を持っていただけるようにしました。
このように「追い出し → 侵入口封鎖 → 清掃・消毒 → 補修 → 再発防止」の流れで、M様宅のイタチ被害を根本から解決するプランをご提案しました。
お客様の声
最初は「古い家だから多少の物音は仕方ない」と思っていましたが、夜中に天井を走り回る音と獣臭に耐えられなくなり、本当に困っていました。自分で金網や忌避剤を試しましたが全く効果がなく、余計にストレスがたまるばかりでした。
害獣プロテクトさんにお願いして驚いたのは、調査の丁寧さです。写真を見せながら「ここから侵入しています」と細かく説明してくださり、どのように封鎖・清掃するのかも明確に伝えてくれたので、安心して任せられました。
作業後は嘘のように静かになり、あの嫌な臭いもなくなりました。断熱材も新しくなり、家全体がすっきりした感じです。再発保証も付いているので、これから先も安心できます。もっと早く依頼していれば、眠れない夜を過ごさずに済んだのにと思うほどです。
今では家族みんなが安心して眠れるようになりましたし、古い家でもきちんと対策すれば快適に暮らせるのだと実感しました。