事例の背景
大阪市淀川区にお住まいのH様ご夫婦は、築60年のご自宅を少しずつ手入れしながら住み続けてこられました。最近ではユニットバスと電気温水器を入れ替えるリフォームを行い、「これで安心して快適に暮らせる」と思っていたそうです。
しかし、工事後しばらくしてから家の中で異変が起き始めました。夜になると天井裏からガサガサと音が聞こえたり、床下から獣臭のような臭いが漂ってくるようになったのです。不審に思って床下を確認すると、配管を通した部分に隙間があり、そこからイタチが侵入していたことが判明しました。
侵入したイタチは断熱材を巣材にして荒らし、糞尿による強い臭いが広がっていました。天井裏や床下の断熱材はほとんど原形をとどめていない状態で、ご夫婦は「せっかくリフォームしたのに…」と大きなショックを受けたそうです。
ご自身でホームセンターで購入した忌避スプレーや音波装置を試してみたものの、一時的に姿を消してもすぐに戻ってきてしまい、根本的な解決には至りませんでした。「自分たちではどうしようもない」と感じたH様は、信頼できる専門業者を探し始めました。
害獣プロテクトからのご提案
現地調査の結果、配管工事の際に処理が不十分だった床下の隙間からイタチが侵入していることが確認できました。また、天井裏と床下の断熱材は巣作りのために引き裂かれ、糞尿で汚れている状態でした。このまま放置すれば、衛生面の問題だけでなく、家屋の構造劣化や電気配線の損傷による火災リスクにもつながる恐れがありました。
そこで私たちは、まず「侵入経路の徹底封鎖」を最優先とするプランをご提案しました。イタチは非常に俊敏で、わずか数センチの隙間からでも侵入するため、配管周りだけでなく建物全体をくまなく点検し、複数の潜在的な侵入口を特定。金網や専用部材を使って、隙間を確実に塞ぐ施工を行う方針です。
次に、「断熱材の交換」と「消毒・消臭作業」をご提案しました。既存の断熱材はほぼ使い物にならない状態で、臭いや汚れが強く残っていました。このままでは快適な住環境を取り戻せないため、古い断熱材をすべて撤去し、新しい断熱材を敷き直す工事を実施します。また、糞尿で汚染された箇所には専用の薬剤で殺菌消毒を行い、併せて消臭処理をすることで衛生環境を改善します。
さらに、再発防止策として「アフターフォローと保証制度」についてもご説明しました。駆除作業が終わった後も、最長5年間の再発保証がついているため、万一再び被害が発生した場合でも無料で追加施工が可能です。H様ご夫婦には「これで長期的に安心できる」とご納得いただけました。
施工の流れとしては、まず初日にイタチの追い出しと侵入口の封鎖を実施し、その後、断熱材の撤去・交換、消毒・消臭作業を段階的に進めました。作業中には随時写真を撮影し、ご夫婦にご確認いただきながら進行したため、不安なく工事をお任せいただけたと思います。
害獣駆除においては「一度追い出したら終わり」ではなく、「侵入できない状態を維持すること」が何より重要です。今回のようにリフォーム後の隙間から侵入するケースは珍しくなく、「工事の後だから安心」と思っていても意外な弱点ができてしまうことがあります。そのため、害獣プロテクトでは単なる駆除ではなく、家の構造を理解した上での修繕と再発防止策を一括で対応する体制を整えています。。
お客様の声
今回の件では本当に助かりました。最初はユニットバスと電気温水器を新しくして、これで安心だと思っていたのに、まさか工事の隙間からイタチが入ってくるとは思いもしませんでした。夜中に天井裏を走り回る音で眠れず、断熱材まで荒らされていたのを見たときは正直「もう住めないのでは」と不安になりました。
自分たちでスプレーや音の出る装置を試しましたが、すぐに戻ってきてしまい効果はありませんでした。そこで害獣プロテクトさんに相談したところ、調査から説明までとても丁寧で、費用も明朗会計だったので安心してお願いできました。工事中も写真で状況を見せてもらえたので、不安は一切なく、すべて任せられました。
断熱材を新しく交換してもらい、消毒と消臭までしていただいたおかげで、家の中の嫌な臭いもなくなりました。再発保証もあると聞いて、これからも安心して暮らせそうです。もし依頼していなかったら、衛生面や建物の劣化が進んでいたと思うと、早めにお願いして本当に良かったと思います。害獣被害で悩んでいる方には、自信を持っておすすめできます。