事例の背景
T様ご家族は、大阪市旭区にある築5年の二世帯住宅にお住まいです。まだ新築に近い住まいでしたが、ある日外壁に黒い影がいくつも張り付いているのを発見しました。よく見るとコウモリで、日中は外壁にぶら下がり、夜になると一斉に飛び立つ様子が確認できました。
当初は「家の中に入ってこなければ大丈夫か」と様子を見ていましたが、壁にフンが付着するようになり、見た目の不快感と衛生面への不安が増していきました。特に小さなお子様もおられるため、「病気を媒介するのではないか」と心配が強まりました。
市販の忌避剤を使ってみましたが、数日経つとまた戻ってきてしまい、根本的な解決には至りませんでした。築浅の住宅だけに「早く手を打たないと外壁が汚れるし、二世帯で住んでいるので両親にも迷惑をかけてしまう」と考えるようになり、専門業者に相談する決心をされました。
害獣プロテクトからのご提案
T様のご相談内容は「コウモリが外壁に張り付いて不快」「天井裏にはまだ侵入していないので、今のうちに対策をしたい」というものでした。築浅の二世帯住宅であることから、建物を傷めない施工方法と、再発防止の両立が求められました。
1. 現地調査と状況確認
まず現地調査を行い、外壁の一部にコウモリが集まる習性を確認しました。幸いにも屋根裏や換気口など内部への侵入はありませんでしたが、放置すれば将来的に侵入リスクが高まる状態でした。外壁にはフンの跡が複数見られ、美観と衛生面の観点からも早急な対応が必要と判断しました。
2. 被害箇所へのアクリル板設置
T様邸では「コウモリが止まりにくい環境を作る」ことを最優先にしました。具体的には、外壁の被害箇所に透明のアクリル板を取り付け、コウモリが物理的に留まれないように施工しました。外観を損ねないよう、目立ちにくい仕上がりを意識し、二世帯住宅にふさわしい美観を維持しました。
3. 再発防止のための提案
加えて、今後の侵入リスクを考え、換気口や屋根周りに小さな隙間がないかを確認。問題箇所はなかったため大掛かりな工事は不要でしたが、今後の季節による習性や注意点を詳しくご説明しました。特に「秋は繁殖期で数が増えるため、その前に対策して良かった」ということもお伝えし、ご安心いただけました。
4. 費用面の工夫
築浅の住宅で、余計な出費は避けたいというお気持ちも理解し、必要最低限の施工で効果が見込めるプランをご提示しました。事前の見積り以外の追加費用は発生しないことを明確にし、安心してご依頼いただけました。
このように、T様邸では「侵入前の早期対策」と「外観に配慮した施工」を重視し、アクリル板設置というシンプルかつ効果的な方法で問題解決を図りました。
お客様の声
まさか築5年の新しい家でコウモリの被害に遭うとは思っていませんでした。最初は「そのうちいなくなるだろう」と放置していたのですが、外壁にフンが残りだしてからは見た目も気になり、両親からも「早く何とかした方がいい」と言われるようになりました。
自分たちで忌避剤を試しても効果がなく、どうしようか悩んでいたところ、害獣プロテクトさんに相談しました。現地調査では「まだ天井裏には入っていないので被害は軽度のうちに防げます」と説明され、写真を見せながら状況を丁寧に教えてもらえたのが安心につながりました。
施工は外壁にアクリル板を取り付けるだけのシンプルなものですが、見た目も違和感がなく、コウモリも止まらなくなりました。大がかりな工事を勧められるのではと不安でしたが、必要な部分だけの施工で済み、費用も納得できました。今は外壁がきれいな状態に戻り、家族みんなが安心しています。もし「まだ侵入されていないけど不安」という方がいれば、早めに相談するのが一番だと思います。