事例の背景
K様は大阪・難波で100席以上を構える大型飲食店を経営されており、観光客から常連客まで幅広く利用される繁盛店でした。しかし2年ほど前から厨房でネズミの姿を目撃するようになり、次第に客席側でもフンや食材への被害が確認されるようになりました。
スタッフ総出で粘着シートや市販の忌避剤を使用し、排水口周りの清掃も強化しましたが、一時的に減ったかと思えばすぐに再発。結果として1年以上「ネズミとのいたちごっこ」が続き、毎日の仕込みや営業に支障が出ていました。さらに悪いことに、ネズミが残した餌のかすを狙ってゴキブリの発生も拡大。衛生検査での指摘リスクや、お客様からの信頼低下を強く懸念する状況に陥っていました。
「自分たちでこれ以上対応しても無駄かもしれない」と限界を感じたK様は、最終的に専門業者への依頼を決断。口コミや実績を調べ、害獣と害虫の両方に対応してくれる害獣プロテクトに相談されることになりました。
害獣プロテクトからのご提案
現地調査の結果、厨房から客室までネズミの痕跡が広がっており、特に天井裏や配管まわりに複数の侵入経路があることが判明しました。また、ゴキブリも排水口や壁の隙間を中心に繁殖しており、ネズミと害虫の複合的な被害が深刻化していました。営業に直結する「衛生管理」を最優先課題と位置づけ、以下のプランをご提案しました。
1. ネズミ侵入口の徹底封鎖
店舗全体を細かく調査し、配管の隙間、壁のひび割れ、天井裏の通気口など、ネズミが出入りできる箇所をすべて洗い出しました。その上で金網・鉄板・専用パテを使い分けて施工し、再発を防ぐ環境を整えました。規模の大きい店舗ゆえ、施工は複数日に分けて段階的に行いました。
2. 捕獲・駆除作業
すでに店内に入り込んでいるネズミを確実に除去するため、捕獲器やトラップを最適な箇所に配置。さらに安全性の高いベイト剤も併用し、短期間で効果を出せるよう計画しました。
3. 害虫(ゴキブリ)駆除
ネズミ駆除と並行して、ゴキブリの繁殖源を特定し、薬剤散布とベイト処理を実施。厨房や排水溝、壁際に潜む個体を徹底的に駆除しました。ネズミが残す餌のかすを取り除くことで、害虫が寄りつかない環境づくりも行いました。
4. 衛生環境の改善
ネズミや害虫が残したフンや汚れを除去し、消毒・消臭処理を徹底。さらにスタッフの方が日常的にできる衛生管理方法(ゴミ保管の工夫や定期的な清掃のポイント)をアドバイスしました。
5. アフターフォローと再発保証
駆除後は最長5年間の保証を付帯し、定期点検もご提案しました。大規模店舗では「完全に安心できる状態を維持すること」が重要であるため、継続的なサポート体制を整えました。
こうした多角的な対策により、ネズミ・ゴキブリともに姿を消し、清潔で安全な営業環境を再構築することができました。
お客様の声
正直なところ、最初は「業者に頼むのは最後の手段だ」と思っていました。自分たちで粘着シートや薬を使えば何とかなるだろうと考えていましたが、1年経っても状況は変わらず、むしろ悪化する一方でした。厨房だけでなく客席にも被害が及び、このままではお客様に迷惑をかけると限界を感じました。
害獣プロテクトさんにお願いして驚いたのは、調査の段階から細かく説明してくださったことです。どこから侵入しているのか、なぜゴキブリまで増えているのか、素人では分からなかった原因を明確にしていただきました。施工も段階的に進めてくださり、営業を止めずに対応できたのは本当に助かりました。
駆除後はネズミもゴキブリもぱったりと姿を消し、スタッフも安心して調理に専念できるようになりました。今思うと、もっと早くプロに依頼していれば無駄な労力や時間を使わずに済んだと思います。今では「清潔なお店」という自信を持ってお客様を迎えられるようになり、感謝しかありません。