事例の背景
T様ご夫婦は大阪市天王寺区の築30年ほどの戸建てにお住まいです。ある晩、就寝中に天井裏から激しい物音と悲鳴のような鳴き声が聞こえ、恐怖を感じられました。最初は「ネズミが走り回っているのだろう」と思われましたが、後日、専門家に調査してもらった結果、イタチが天井裏に侵入し、ネズミを追いかけて捕食していたことが判明しました。
その後も夜な夜な物音や鳴き声が続き、ご夫婦は安眠できない日々が続きました。加えて、天井裏を確認するとイタチのフンや尿が散乱し、強烈な臭気が居室まで漏れ出していました。さらにネズミのフンや齧られた配線も見つかり、「火災になったらどうしよう」という不安も募りました。
ご夫婦は市販の忌避剤や音波装置を試しましたが効果はなく、「自分たちではもうどうにもならない」と限界を感じるようになりました。精神的にも体力的にも消耗が激しくなり、「専門業者にお願いして、早く落ち着いた生活を取り戻したい」と考えるようになったそうです。
害獣プロテクトからのご提案
現地調査の結果、天井裏にはネズミの通り道とイタチの痕跡が混在しており、複数の害獣が同時に棲みついている状況でした。イタチはネズミを捕食していましたが、その存在自体が新たな被害(フン尿・悪臭・鳴き声)を招いており、根本解決のためには両方を対象にした施工が必要でした。そこで以下のプランをご提案しました。
1. 侵入経路の特定と封鎖
まずは建物全体を調査し、屋根の隙間や換気口、基礎部分の小さな穴など、害獣の侵入ルートをすべて特定しました。ネズミはわずか2cmの隙間から、イタチは5cm程度の隙間からも出入りできるため、金網・専用資材・パテを使い分けて丁寧に封鎖。二度と侵入できない環境を整えました。
2. 捕獲作業の実施
天井裏にまだ潜んでいる可能性があるため、イタチ用とネズミ用、それぞれ専用の捕獲器を設置しました。特にイタチは警戒心が強いため、通り道を正確に見極めて配置し、できるだけ短期間で確実に捕獲できるよう工夫しました。
3. 天井裏の清掃・消毒・消臭
イタチとネズミのフン尿が大量に残されており、放置するとダニや細菌の繁殖源となるため、徹底的に清掃しました。さらに消毒剤を散布し、強い臭気に対しては専用の消臭処理を実施。これにより、生活空間に漏れ出していた不快な臭いも改善しました。
4. 配線や断熱材の確認・補修
ネズミに齧られた配線が複数あり、火災リスクが懸念されました。被害状況を写真で共有しつつ、必要に応じて電気業者と連携し補修を実施。断熱材の一部も汚損していたため交換を提案しました。
5. アフターフォローと再発防止
施工後は最長5年間の再発保証を付帯し、今後の再侵入リスクをゼロに近づけました。また、T様ご夫婦には「屋根裏換気口の定期点検」「庭木の剪定による侵入経路遮断」など、日常的にできる予防策をアドバイスしました。
このように、ネズミとイタチ双方の被害を想定した包括的なプランを実施することで、夜の物音や鳴き声に悩まされることなく、安心して生活できる住環境を取り戻していただきました。
お客様の声
最初に天井裏から聞こえた悲鳴のような声は、本当に恐怖そのものでした。何が起きているのか分からず不安で、眠れない夜が続きました。後からイタチがネズミを追いかけていたと知り、鳥肌が立ちました。ネズミのフンや齧られた配線も見つかり、「火事になったらどうしよう」と夫婦で怯える日々でした。
害獣プロテクトさんにお願いして良かったのは、まず現地調査で全てを丁寧に説明してくださったことです。どの隙間から侵入しているのか、被害がどれほど広がっているのかを写真で見せてもらい、「自分たちでは到底対処できない」と実感しました。
施工後は天井裏の音も鳴き声も一切なくなり、フンや臭いも消えて安心して眠れるようになりました。あの恐怖から解放されたときの安心感は言葉にできません。もし依頼していなかったら、今も不安で暮らしていたと思います。プロにお願いして本当に正解でした。