事例の背景
S様ご夫婦のお住まいは大阪市難波にある築20年以上の戸建て住宅です。数か月前から天井に薄いシミが現れ、「雨漏りかな?」と思いながらも、特に大雨のとき以外にも広がっていくため、不思議に感じていました。もともと湿気の多い家だったため「カビのせいかもしれない」と考え、そのまま様子を見ていたそうです。
しかし、ある晩に天井から「カサカサ」「トタトタ」といった物音が聞こえ、不安になって懐中電灯で確認したところ、ネズミが走り回っている痕跡を発見。さらに天井裏には糞が散らばり、強い臭いもしていました。天井のシミは、ネズミの糞尿が染み込んだことが原因だったのです。
さらに点検の際、床下にも異常が見つかりました。木材の一部が白くぼろぼろになっており、調査の結果、シロアリの被害も進行していたのです。S様ご夫婦は「ネズミとシロアリ、両方が一度に出てしまうなんて想像もしていなかった」と驚かれたそうです。
市販の忌避スプレーや簡易トラップでは対応しきれない状況であり、放置すれば住宅の構造そのものに深刻な被害を与えかねないため、信頼できる専門業者に依頼しようと考えるようになりました。
害獣プロテクトからのご提案
現地調査の結果、天井裏では複数のネズミが活動しており、糞尿による汚れや断熱材の破損が確認されました。また床下では木材を食い荒らすシロアリ被害も進行しており、住まい全体の安全性に関わる深刻な状況でした。S様ご夫婦のご要望は「まずは安心して生活できるようにしたい」というものでしたので、駆除と再発防止を軸に、以下のような総合プランをご提案しました。
1. ネズミの駆除と侵入口封鎖
まずは天井裏に専用の捕獲トラップと業務用薬剤を設置し、すでに侵入しているネズミを排除しました。ネズミは再び侵入する習性があるため、調査で特定した壁の隙間や換気口を耐久性の高い資材で封鎖し、再発を徹底的に防ぐ施工を行いました。
2. 天井裏の清掃・消毒
糞尿によって汚染された天井裏は、放置するとダニや病原菌の温床になります。そこで糞の除去、消毒、消臭処理を行い、住宅内の衛生環境を回復させました。これにより、シミの拡大や悪臭の不安を解消することができました。
3. 床下のシロアリ駆除
床下に関しては、専用薬剤を木材へ注入し、シロアリのコロニーを根本から駆除しました。さらに被害が広がりやすい基礎部分には予防施工を施し、今後の再発リスクを抑えました。
4. アフターケアと長期保証
駆除後は施工箇所の写真を提示し、作業内容を詳しくご説明しました。ネズミ対策には最長5年間の再発保証を、シロアリについても定期点検を含むアフターフォローを付帯。万が一の再発にも無償で対応できる体制を整えました。
今回のプランは「害獣と害虫を同時に解決」するケースでした。ネズミもシロアリも放置すれば住まいの資産価値を大きく下げてしまうため、まとめて対処することで安心と費用面の両方で効率的な解決につながりました。S様ご夫婦にも「思い切って依頼して良かった」とご納得いただける内容になりました。
お客様の声
最初は天井のシミを雨漏りだとばかり思っていました。ところが雨が降っていない日にも広がっていくので不思議に感じていたところ、夜に天井から音がして「もしや…」と思い依頼しました。まさかネズミが天井裏に住みついていて、その糞尿が原因だったとは本当に驚きでした。
さらに床下を点検してもらうとシロアリまで発生していると分かり、正直かなりショックでした。でも害獣プロテクトさんが一度の施工で両方まとめて対応してくださり、とても心強かったです。説明も分かりやすく、作業中も写真で状況を見せていただけたので安心できました。
依頼しなければ、天井のシミもどんどん広がり、家そのものが傷んで取り返しのつかないことになっていたと思います。今は夜も物音がせず、床下も安心して暮らせるようになりました。私と同じように悩んでいる方には、ぜひ害獣プロテクトさんを強くオススメします。