事例の背景
N社長が経営されるオフィスは大阪市本町にあり、社員数十名が勤務する事務所です。ある日の午後、デスクワーク中の社員から突然悲鳴が上がり、確認すると室内を小さなネズミが走り回っていたそうです。普段は清掃も行き届いており、まさかオフィス内でネズミを見ることになるとは想像もしていなかったため、社員一同が動揺しました。
その後、書庫の隅や給湯室でネズミのフンらしきものが見つかり、「一匹だけではなく複数いるのでは」との不安が広がりました。社員の中には「配線をかじられて停電になったらどうしよう」「書類が汚されたら困る」といった声も上がり、業務への支障が現実味を帯びてきました。
一時的に粘着シートを置いてみましたが、全く捕獲できず、ネズミの姿も隠れて見えないままでした。社長としては「このままでは社員が安心して仕事ができない」「取引先や来客に見られたら信用問題になる」と強い危機感を覚え、早急に専門業者に相談することを決断されました。
害獣プロテクトからのご提案
調査に伺ったところ、オフィス内の給湯室と書庫を中心にネズミのフンが複数確認されました。幸い建物全体ではなく、侵入していたのは室内部分に限定されており、配線や壁への被害はまだ軽度でした。しかし、放置すれば繁殖や配線の損傷による停電リスク、さらに資料や食品類の汚染につながる可能性が高いと判断しました。
N社長のご要望は「社員が安心して業務に集中できる環境を早急に取り戻すこと」でした。そのため、今回の作業では室内限定での迅速な駆除と再発防止策を中心にプランを立てました。
まず、オフィス内に潜んでいるネズミを効率的に捕獲するため、通り道にプロ仕様の捕獲器を設置しました。市販の粘着シートでは警戒されてしまうケースが多いため、行動パターンを踏まえて配置を工夫し、確実に捕獲できるよう対応しました。毒餌は使用せず、社員や来客への安全性を最優先にしました。
次に、侵入経路の確認と封鎖を行いました。調査の結果、給湯室の配管周辺に小さな隙間があり、そこから出入りしていた可能性が高いことが判明しました。専用資材で隙間をしっかりと封鎖し、その他の室内点検でも隙間や穴を確認し、必要な部分には充填材や金網を設置しました。これにより、室内への再侵入リスクを大幅に減らしました。
また、社員の不安を軽減するために清掃・消毒作業も実施しました。ネズミのフンや尿は感染症の原因になるため、除去後に専用の消毒剤で殺菌し、臭いも消しました。書庫や給湯室といった社員が日常的に利用するスペースを中心に徹底的に処理したため、衛生環境が回復し、安心して利用できる状態に戻りました。
さらに、再発防止に向けてN社長と社員の方々にアドバイスを行いました。具体的には、食品類をオフィス内に放置しないこと、ゴミを溜めずこまめに処分すること、書類や段ボールは長期保管せず整理することなど、オフィス特有のリスクを意識した対策を提案しました。社員全員で協力して取り組むことで、ネズミが再び寄り付かない環境を維持できます。
最後に、最長5年間の再発保証をお付けしました。オフィスという性質上、長期的な安心感が重要であり、万が一再発した場合でも追加費用なく対応可能であることをお伝えしました。これによりN社長からは「これで社員も安心して働ける」とご満足いただけました。
今回のケースでは、室内に限定したネズミ被害でしたが、迅速かつ徹底した駆除と再発防止策により、短期間で問題を解決することができました。
お客様の声
オフィスでネズミを見かけたときは本当に驚きました。社員が悲鳴を上げて業務が止まってしまい、「このままでは取引先に知られたら信用問題になる」と焦りました。自分で粘着シートを置いてみましたが捕獲できず、結局専門業者にお願いするしかないと判断しました。
害獣プロテクトさんは調査からとても丁寧で、どこから入ってきたのかを具体的に示してくれました。室内だけの作業でしたが、捕獲から侵入口の封鎖、フンの清掃・消毒まで徹底していただきました。施工後は社員の不安もなくなり、通常通りの業務に戻ることができています。
保証も付いているので、今後もし再び被害が出ても安心です。対応もスピーディーで、依頼して本当に良かったと思います。同じようにオフィスで困っている経営者の方には、ぜひおすすめしたいです。