事例の背景
M様のお宅は築40年の木造住宅で、長年大切に住み続けてこられました。ある年の秋、台風で屋根瓦が一部ずれてしまい、その隙間からネズミが侵入してしまったのが被害の始まりでした。夜になると天井裏を走り回る音が聞こえ、眠れない日々が続きました。さらに調べてみると、天井裏には糞が散乱しており、衛生面の不安も大きくなっていきました。
M様はまず自分でできる範囲で対策を試みました。ホームセンターで購入した忌避スプレーや超音波装置を設置しましたが、効果は一時的で、数日経つとまた足音が聞こえるようになりました。家電の配線や断熱材もかじられている可能性があり、「このまま放置すれば火事につながるのではないか」と強い不安を感じるようになったそうです。
「築年数も古いし、再発したらどうしよう」「業者に頼むと高額になるのでは」などの迷いもありましたが、自力での解決は難しいと判断し、専門業者を探し始めることになりました。
害獣プロテクトからのご提案
M様のご自宅は築40年が経過しており、台風の影響で屋根瓦が一部破損していました。この破損箇所がネズミの侵入口となっていたため、まずは徹底調査を実施しました。屋根裏・外周・床下まで確認したところ、侵入口は瓦の隙間のほか、外壁の劣化部分や通気口の一部にも見られました。これらを放置すれば、ネズミだけでなくコウモリやイタチなど他の害獣も侵入する恐れがありました。
そこで当社では、以下の優先順位で解決プランをご提案しました。
①侵入口の特定と封鎖工事
まずは被害の原因である侵入口を徹底的に塞ぐことが最優先です。瓦の破損箇所を修繕し、さらに外壁や通気口など他の小さな隙間も金網や専用資材でしっかりと封鎖しました。単なる駆除だけでは再発のリスクが高いため、家全体を「ネズミが入れない構造」にすることを重視しました。
②屋根瓦の修繕工事(リフォーム対応)
台風で損傷した瓦を一部差し替え、ずれていた箇所を固定。周辺の下地も確認し、防水シートの補強を行いました。単なる応急処置ではなく、長期的に安心できるようにリフォーム工事を組み合わせることで、住まい全体の耐久性を高めることを意識しました。
③屋根裏の駆除と衛生対策
天井裏に残っていた糞や巣材を丁寧に回収し、除菌・消臭処理を行いました。その後、捕獲用のトラップと毒餌を設置し、残っているネズミを段階的に駆除。施工後には再点検を行い、被害が完全に収束しているか確認しました。
④再発防止のアフターフォロー
施工後1か月・3か月の点検を実施し、新たな侵入や異常がないかを確認しました。長期的に安心して暮らしていただけるよう、定期的なメンテナンス体制もご案内しました。
このように「害獣駆除」と「住まいの修繕」を一体で行うことで、M様の大きな不安を取り除き、再発リスクを最小限に抑えることができました。単なる駆除作業に留まらず、住環境を整えることこそが本当の意味での解決であると考えています。
お客様の声
台風で屋根瓦が飛んでしまったときは、まさかそこからネズミが入ってくるとは思ってもいませんでした。最初は自分でスプレーや機械を試しましたが効果がなく、夜になると天井裏でカサカサ音がして眠れない日が続きました。正直「本当に業者に頼むしかないのか」と迷いましたが、結果的にお願いして本当に良かったと思っています。
現場を細かく調べてもらい、瓦の修繕から侵入口の封鎖、駆除や清掃まで全部まとめて対応してくれたので、とても安心できました。作業の途中でも「ここはこういう理由で塞ぎます」と説明してくれて、納得感がありました。屋根の修理も一緒にしてもらえたので、リフォーム業者を別に探す手間も省けました。
今では夜も静かに眠れますし、屋根もしっかり直っているので安心して暮らせています。もし依頼しなかったら、ネズミ被害が広がるだけでなく、雨漏りや火事の心配もあったかと思うとゾッとします。害獣駆除と住まいの修繕をまとめてお願いできるのはとても心強いですし、同じように悩んでいる方にはぜひおすすめしたいです。