事例の背景
K様は大阪市淀川区で築年数の経った戸建てを賃貸物件として所有されていました。ある日、入居者から「冷蔵庫が突然動かなくなった」との連絡が入り、修理業者を呼んだところ、原因はネズミによる配線のかじり跡だと判明しました。入居者からは「食材がダメになった」「火事につながるのでは」と強い不安と不満の声が寄せられ、オーナーとしても早急な対応が求められる状況となりました。
これまでにも入居者から「夜になると天井裏で音がする」との相談はありましたが、簡単な罠や忌避剤で様子を見ていたため、大きな対策には至っていませんでした。しかし、家電が使用不能になったことで「小さな問題では済まない」「このままでは退去にもつながりかねない」と強い危機感を抱き、専門業者に依頼する決断をされました。
害獣プロテクトからのご提案
K様の借家は築年数が古く、床下や外壁の通気口、屋根周りなどに隙間が多く見られました。今回の配線被害はその一部から侵入したネズミによるものと考えられました。入居者の生活に直結する問題であったため、早急かつ確実な対応が必要でした。
そこで当社では、以下の手順で解決プランをご提案しました。
①現場調査とリスク確認
まずは冷蔵庫周辺や台所裏の配線を確認し、かじり跡の状況を記録。加えて屋根裏・床下を点検すると、糞や巣材が散乱しており、長期間にわたってネズミが活動していた形跡がありました。これを放置すれば火災や二次被害のリスクが高まるため、迅速な駆除と衛生処理が不可欠と判断しました。
②駆除作業と衛生対策
被害の集中していた台所まわりにトラップと毒餌を設置し、侵入していた個体を速やかに駆除。あわせて天井裏と床下に消毒剤を散布し、悪臭や衛生リスクを抑えました。特に配線被害が出た場所は再度入居者が安心して使えるよう、除菌・清掃を徹底しました。
③侵入口封鎖工事
通気口や床下の基礎部分にあった隙間を金網と専用パテで塞ぎ、屋根周辺の小さな穴も修繕しました。ネズミは体が柔らかく2cm程度の隙間でも侵入可能なため、可能性のある箇所を一つひとつ潰す作業を行いました。
④入居者への説明とオーナー様への報告
駆除の進め方や封鎖工事の内容について、入居者には現場で丁寧に説明し、安心して暮らしていただけるよう配慮しました。オーナー様には、施工内容と今後の再発防止について写真付きの報告書をお渡しし、今後の管理にも役立てていただきました。
⑤アフターフォロー
施工後1か月・3か月の定期点検を行い、新たな侵入や被害が発生していないか確認。入居者にもヒアリングを行い、「夜の音がなくなり安心して暮らせている」との声をいただきました。
このように「駆除・封鎖・衛生処理・報告」を一体で行うことで、オーナー様と入居者の双方が安心できる環境を取り戻すことができました。
お客様の声
入居者から「冷蔵庫が使えなくなった」と連絡を受けたときは、本当に焦りました。原因がネズミによる配線被害だとわかり、「火事でも起きたらどうしよう」と不安でいっぱいでした。オーナーとしても、対応が遅れれば入居者の生活に大きな支障が出て、信頼を失ってしまうと思いました。
害獣プロテクトさんにお願いして良かったのは、調査から施工までとにかくスピーディーだったことです。被害状況を写真で説明してもらい、どこから侵入しているのかも分かりやすく教えてくれました。駆除だけでなく、入居者への説明までしていただけたので、安心してお任せできました。
施工後は音も臭いもなくなり、入居者から「ようやく安心して生活できるようになった」と感謝の言葉をもらいました。オーナーとしても、再発防止まで考えた対応をしていただけたので非常に助かりました。同じように借家を所有している方には、早めに専門業者へ依頼することを強くおすすめします。