事例の背景
H様は大阪市城東区で不動産会社を経営されており、地域の長屋を複数管理されています。ある日、管理している3棟の長屋それぞれの入居者から「天井裏でゴソゴソ音がする」「夜になると台所で小さな影を見かけた」などの相談が相次ぎました。いずれもネズミの被害が疑われるもので、放置すれば入居者の不安が大きくなり退去にもつながりかねない状況でした。
H様ご自身も害獣対策用の市販の粘着シートや忌避剤を購入して試みましたが、根本的な改善には至らず、入居者からの苦情は日に日に増えていきました。特に長屋の構造上、1棟にネズミが侵入すると隣の棟にも被害が広がりやすく、単発的な対応では限界があることがわかってきました。
また、入居者の生活スタイルがそれぞれ異なるため、施工の日程調整が難航。平日昼間に不在の世帯もあれば、夜勤で日中しか対応できない世帯もあり、H様ご自身が間に入って調整を行うことに限界を感じるようになりました。このままではオーナーとしての信頼にも関わると考え、専門業者に依頼する必要性を強く感じられるようになったそうです。
害獣プロテクトからのご提案
H様のご要望は「3棟の長屋をまとめてしっかりと駆除したい。ただし入居者との日程調整に苦労しているので、そこも任せたい」というものでした。私たち害獣プロテクトでは、まず現地調査を実施し、被害の実態を正確に把握することからスタートしました。
調査の結果、3棟すべての屋根裏にネズミの侵入経路が確認され、配線がかじられた跡や糞尿の痕跡も見つかりました。長屋の構造上、隣り合う棟に被害が連鎖する危険性が高く、3棟同時に施工を進めることが再発防止のために不可欠であるとご説明しました。
また、H様が悩まれていた「入居者ごとの日程調整」については、弊社が直接各入居者様と連絡を取り、在宅できる日時に合わせて施工スケジュールを組むことをご提案しました。これにより、オーナー様が個別に調整する手間を省きつつ、入居者様にも負担の少ない形で工事を進めることが可能になります。
施工プランとしては、まずネズミを屋根裏から追い出し、捕獲罠を適切に配置。その後、すべての侵入口を金網や専用パテで塞ぎ、再侵入を防止します。さらに、屋根裏や床下に残された糞尿を徹底的に清掃・消毒し、悪臭や衛生被害を残さないよう処理しました。必要に応じて断熱材の交換も行い、被害前の状態にできる限り復元することを重視しました。
こうした一連の作業により、ネズミの駆除と再発防止策を徹底するとともに、入居者様が安心して暮らせる住環境を整えました。加えて、施工後には再発保証をお付けし、万一再び被害が発生した場合でも迅速に対応できる体制をご説明しました。
H様にとっても「施工日程の調整を任せられたこと」「全棟まとめて安心できる工事ができたこと」が大きな安心材料となり、不動産経営者としての信頼維持につながるプランとなりました。
お客様の声
今回、3棟の長屋で同時にネズミ被害が出てしまい、正直とても頭を抱えていました。入居者の方ごとに生活時間が違うため、日程調整が難しく、オーナーとして一人で対応するのは限界を感じていたところです。
害獣プロテクトさんに相談したところ、「日程の調整はこちらで行いますのでご安心ください」と言っていただき、心底ほっとしました。実際、入居者一人ひとりと連絡を取り、在宅しているタイミングに合わせて施工してくださったので、私自身はほとんど負担なく進められました。
作業もとても丁寧で、侵入口の封鎖から屋根裏の清掃、消毒まで徹底していただきました。工事後に写真付きで報告をもらえたのも安心材料になりました。入居者からも「これでようやく安心して暮らせる」と喜びの声を聞けて、オーナーとしての信頼を守ることができたと感じています。
もし自分だけで対処を続けていたら、入居者の不満が募り退去につながっていたかもしれません。そう考えると、早めに害獣プロテクトさんにお願いして本当に良かったと思います。不動産を管理している立場の方には、安心して任せられる専門業者として自信を持っておすすめできます。