事例の背景
東大阪市にある保育園の厨房で、ある日調理担当の先生が食材保管庫の周辺に小さな糞を発見しました。さらに、夜間に見回りをすると、厨房の隅に走り回る影…。すぐにネズミの仕業だと分かりました。
園児の給食を扱う場所での被害は衛生面で重大な問題につながります。感染症や食材汚染のリスクもあり、「子どもたちに不衛生なものを食べさせるわけにはいかない」という強い危機感から、園内で応急対策を始めました。粘着シートや市販の忌避剤を置き、職員総出で掃除も強化しましたが、被害は一向に収まりません。
さらに、ネズミは賢く、設置したシートを避けて通るようになり、わずかな隙間から侵入を繰り返していました。保護者からも「子どもが厨房に近づいて大丈夫なのか」と心配の声が上がり、園全体の信頼にも関わる事態となっていました。
「園の信用を守るためにも、専門業者に徹底的にお願いしないといけない」と園長先生が判断し、害獣駆除に強い業者を探し始めることになりました。
害獣プロテクトからのご提案
今回の保育園厨房のケースでは、衛生面のリスクが非常に大きく、通常の家庭よりも厳格な対策が求められました。私たちはまず現地調査を行い、厨房内外の構造を丁寧に確認。床下の配管まわりや、裏口ドアの下部、換気口などに複数の侵入経路を発見しました。ネズミはわずか1.5cmほどの隙間でも通り抜けるため、建物全体を把握したうえでの封鎖が不可欠です。
調査結果を写真で示しながら園長先生にご説明し、「どこから侵入しているのか」「なぜ市販グッズでは効果がないのか」を明確に共有しました。そのうえで、以下のような施工プランをご提案しました。
- 侵入口の徹底封鎖
厨房まわりだけでなく、園舎全体の外壁・床下・換気口にある隙間を特定。金網や専用パテ、鋼板で完全に封鎖し、再侵入を防止しました。 - 厨房内の捕獲・追い出し作業
すでに侵入している個体を排除するため、粘着トラップと専用捕獲器を併用。さらに忌避効果のある専用薬剤を使用し、ネズミを厨房から追い出しました。 - 消毒・消臭作業
糞や尿が残っていると衛生面の問題だけでなく、匂いで再びネズミを呼び寄せる恐れがあります。そのため、厨房内と屋根裏の清掃後、殺菌・消臭を徹底しました。食品を扱う現場であるため、人体に安全な薬剤を選定し、調理担当者にも安心いただける方法で対応しました。 - 定期点検とアフターフォロー
園児や保護者に安心していただくため、施工後も数回の定期点検を組み込み、長期保証をお付けしました。万一再発した場合も追加費用なしで対応できることを明確にお伝えしました。
園長先生が特に不安を抱えていたのは「施工後にまた再発したらどうしよう」という点でした。そのため、作業報告書を写真付きで提出し、施工の透明性を確保。加えて「最長5年の保証制度」を説明し、長期的な安心をご提供しました。
このように、単なる駆除にとどまらず「園の信用を守ること」を最優先にした再発防止策をご提案することで、保育園としても安心して日常業務に戻れる体制を整えました。
お客様の声
厨房でネズミの糞を見つけたときは、本当に血の気が引きました。園児に出す給食を扱う場所ですし、もし保護者の方に知られたら園の信用問題にも関わります。自分たちで粘着シートや忌避剤を置いてみましたが、全く効果がなく、夜になるとネズミが動き回る音が聞こえてとても不安でした。
害獣プロテクトさんにお願いしてからは、状況の説明がとても丁寧で安心できました。侵入経路を写真で示していただき、「ここを塞ぐから再発しません」と明確に伝えていただいたのが印象的です。施工中も食品への安全配慮を徹底してくださり、厨房で作業している職員からも「ここまでしてもらえるなら安心」と声が上がりました。
施工後はネズミの気配が全くなくなり、厨房内も清潔になりました。定期点検や保証まで付いているので、これからも安心して子どもたちに食事を提供できます。もし他の保育園や学校で同じような悩みを抱えているところがあれば、ぜひ害獣プロテクトさんをおすすめしたいです。