事例の背景
箕面市で暮らすY様ご夫婦。築年数の経ったご自宅では、夜になると壁の中や天井裏から「カリカリ」「カサカサ」という音が響き、眠りを妨げられる日々が続いていました。さらにキッチンにはネズミのフンが落ち、食材や調理器具への被害に頭を抱えていました。
しかし問題はそれだけではありません。ご夫婦は地域の神社を管理されており、その本堂にもネズミが侵入。広い堂内にまで被害が広がり、供えたお供物が食べられてしまうなど、信仰の場に不衛生な状態が生じてしまいました。参拝に訪れる方の目にも触れるため、精神的な負担も大きく、「このままでは生活も信頼も守れない」と困り果てていたといいます。
ご自身でも粘着シートを仕掛けるなど試みましたが、被害はむしろ広がる一方。特に神社の建物は規模が大きく、侵入口も複雑で素人が手を出せるものではありませんでした。ようやく「専門業者でなければ解決できない」と感じ、信頼できる害獣プロテクトにご相談いただきました。
害獣プロテクトからのご提案
今回のご相談は、ご自宅と神社の両方でネズミ被害が進行しており、いずれも規模が大きい建物でした。そのため、調査・施工・衛生処理までを段階的に行う「長期施工プラン」をご提案し、約10日間にわたる工事を実施しました。
1. 初期調査と被害範囲の把握
まずはご自宅と神社を徹底的に調査しました。屋根裏・床下・壁内を内視鏡カメラで確認し、神社では本堂・控室・倉庫を隅々まで調査。複数の侵入口やフンの堆積場所を特定し、写真を交えてY様にご説明しました。
2. 侵入口の封鎖(前半3日間)
最初の3日間は侵入口の封鎖作業に集中しました。配管周りや基礎部分の隙間、屋根裏の換気口など、大小20か所以上を金網や専用パテで封鎖。神社本堂の高所作業には足場を組み、職人が丁寧に施工しました。
3. 捕獲・駆除(同時進行で実施)
封鎖作業と並行して、屋根裏や堂内に専用トラップを設置。捕獲状況を日ごとに確認し、侵入していたネズミを確実に減らしていきました。
4. 清掃・消毒・消臭(中盤4日間)
侵入口を塞いだ後は、堆積していたフンや巣材を徹底的に清掃。屋根裏や押し入れ、神社本堂の天井裏まで作業範囲が広がり、消毒と消臭を複数日に分けて実施しました。特に神社は参拝者の目に触れる場所でもあるため、衛生面を徹底的に整備しました。
5. 環境改善と最終チェック(後半3日間)
工事後半は、庭や敷地周辺の整理整頓、神社境内の草木の手入れについてもアドバイス。最終日にはご夫婦と一緒に施工箇所を確認し、侵入口が完全に塞がれていることをお伝えしました。
このように、害獣プロテクトでは単なる駆除ではなく「10日間の徹底工事」で、被害の根本解決を実現しました。Y様からも「家と神社の両方をここまで丁寧に対応してくれるとは思わなかった」と信頼をいただきました。
お客様の声
「最初は自宅でカリカリと音がして、キッチンにもフンが落ちていて困っていました。でも一番深刻だったのは、私たちが管理している神社にまでネズミが出て、お供え物が食べられてしまったことです。信仰の場が不衛生になるのは本当に辛く、どうしていいか分からず困り果てていました。
害獣プロテクトさんにお願いして驚いたのは、調査から工事の進め方までとにかく丁寧だったことです。小さな自宅だけでなく、広い神社の本堂まで隅々調べてくださり、侵入口を一つひとつ塞いでいく作業を10日間かけて続けていただきました。高所の工事も、衛生処理も、どれも安心してお任せできました。
工事が終わった今では、夜の物音もなくなり、キッチンも清潔に。神社もきれいに整えられ、参拝者の方にも安心してお参りいただけています。自分たちだけでは到底解決できなかった問題を、ここまで徹底して取り組んでくださったことに心から感謝しています。」