事例の背景
K様ご夫婦は、八尾市の昔ながらの長屋にお住まいでした。数か月ほど前から夜になると天井裏でカリカリ、カサカサと音が聞こえ、台所にフンが落ちるようになりました。市販の粘着シートを仕掛けてみましたが、効果は一時的で、翌日にはまた音が戻ってくる繰り返し。「建物がつながっている長屋だから、完全に防ぐのは無理かもしれない」と半ば諦めの気持ちになっていたそうです。
さらに、ご近所でも同じようにネズミ被害に悩んでいる方が多く、「うちだけが被害を止められるのだろうか」という不安もありました。しかし、食材を荒らされるだけでなく、子供部屋にもフンが落ちるようになり、衛生面の問題が深刻化。放置できないと判断し、専門業者に相談することにされました。
最初に問い合わせた業者からは「長屋だと効果は限定的です」と言われ、明確な提案もなく不安が残りました。そんな時に害獣プロテクトを知り、「大工の知識を活かして室内だけでも徹底した施工ができる」と説明を受け、依頼を決断されました。
害獣プロテクトからのご提案
K様邸は長屋という建物の特性上、外周部の施工ができず、対策は「室内限定」で行う必要がありました。そのため、より精密な調査と建物構造の理解が欠かせませんでした。大工としての知識を活かし、以下のような施工プランをご提案しました。
1. 詳細な調査と侵入経路の特定
まずは室内側から点検を実施。台所や押し入れ、天井裏を確認し、壁の隙間や配管周りに侵入口を複数発見しました。カメラで撮影した画像をお見せしながら「ここを封鎖すればネズミの動線を断てる」と説明しました。
2. 室内施工による侵入口封鎖
長屋の外壁には触れられないため、室内からアクセスできる隙間を徹底的に封鎖しました。床下の配管周りや壁の隙間には金網と専用パテを使用。木材の補修が必要な箇所は大工技術を活かして補強し、見た目にも違和感のない仕上がりにしました。
3. 捕獲とフンの清掃・消毒
施工と並行して屋根裏や台所に捕獲用トラップを設置し、侵入していた個体を駆除しました。さらに、蓄積していたフンや汚れを撤去し、消毒・消臭を行って衛生的な環境を回復しました。
4. 再発防止の工夫
「長屋だから完全に無理」と思われがちですが、室内での封鎖と清掃を徹底することで大きく改善できます。施工後には、食材の保管方法やゴミの管理についてアドバイスを行い、再発リスクを抑える生活習慣をお伝えしました。
結果として、工事完了から数日でネズミの音もフンも見られなくなり、ご夫婦からも「長屋でもここまで安心できるとは思わなかった」とのお声をいただきました。
お客様の声
「長屋なので外からの工事はできないと言われ、最初は『やっぱり駆除は難しいのかな』と諦めかけていました。実際に他の業者さんに相談した時も、『効果は限定的です』とあまり頼りにならない説明を受けて、不安ばかりが残っていました。
そんな中で害獣プロテクトさんにお願いしたところ、室内からの施工だけで侵入口を一つひとつ見つけて封鎖してくださり、しかも大工さんの知識を活かした丁寧な仕上がりで驚きました。床下や壁の隙間を塞いでいただいた後は、あれほど毎晩聞こえていたカリカリという音がぴたりと止み、台所のフンもなくなりました。
『長屋だから仕方ない』と半ば諦めていたのに、ここまでしっかり効果が出たことに本当に感謝しています。作業もテキパキしていて、説明も分かりやすく信頼できました。もっと早くお願いすればよかったと思っています。」