経歴
1985年生まれ、滋賀県出身。15歳から大工として現場に入り、木造一戸建てから鉄筋コンクリートのマンションまで、さまざまな建築物の施工に携わる。建物構造を熟知した職人としての経験を積む中で、大手害獣駆除紹介会社と出会い、駆除現場の下請けとして約10年間従事。
しかし、その中で常に感じていたのは、「駆除だけでは本当の解決にはならない」という違和感だった。実際に現場で目にするのは、害獣によってボロボロになった屋根裏や床下。駆除をしても、そのまま放置されることで再び害獣が侵入し、被害が繰り返される家が少なくなかった。
「お客様にとって本当に意味のあるサービスとは何か?」
その答えを突き詰めた結果、「駆除+修繕+再発防止」までトータルで手がけるサービスを自ら提供したいという想いが芽生える。
その想いに共感した仲間とともに、2018年3月に「害獣プロテクト」を立ち上げ。
建築のプロとしての知識と、現場経験に裏打ちされた判断力を活かし、単なる駆除業者では実現できない「住まいを守る害獣対策」を提供している。
仕事へのこだわり
「目に見える被害の奥にある、本当の問題を見逃さない。」
私が害獣駆除の仕事をするうえで、最も大切にしているのは「根本解決」です。
駆除の依頼を受け、屋根裏や床下に入ると、そこには糞尿や死骸、破損した断熱材や配線、腐った木材など、住む人には見えないダメージが広がっています。
以前、築年数の浅い住宅で害獣被害があった現場に伺った際、依頼主の方は「業者に駆除はしてもらったが、また音がする」と悩んでいました。調査してみると、侵入口の封鎖が甘く、被害箇所の修繕もされていなかったのです。
私はすぐに再侵入を防ぐための構造補強と、被害箇所の修繕を実施。
完了後、お客様から「これでようやく安心して眠れる」と言っていただけた瞬間、「ただ駆除するだけではなく、住環境全体を見て判断できる自分だからこそできる仕事がある」と実感しました。
“駆除で終わらない”
その信念のもと、建物全体の構造と現場の状況を正確に捉え、必要な修繕や対策をすべて行うことで、長く安心して住める家を守る。それが、私の仕事へのこだわりです。
ビジョン・モットー
「“駆除業者”ではなく、“暮らしを守るパートナー”でありたい。」
私が目指しているのは、ただ害獣を追い払うだけの作業員ではなく、住まいと暮らしを守る総合的なパートナーであることです。
現場で何百件と害獣被害を見てきて思うのは、被害そのものよりも「どこに頼んでいいかわからない」「駆除しても繰り返す」というお客様の不安や不信感のほうが深刻だということ。私は、そんな不安を根本から解消したいと考えています。
そのために、駆除・修繕・再発防止といった施工だけでなく、現地調査での丁寧な説明、写真での状況報告、アフターサポートの徹底など、信頼していただける仕事を一つひとつ積み重ねています。
「川島さんに頼んでよかった」
「もう怖くないと思えるようになった」
そんな言葉をいただけるような存在でありたい。
害獣駆除のその先にある、“安心して暮らせる日常”を守ること。
それが、私のビジョンです。
趣味
休日は、子どもたちと一緒に過ごす時間が何よりの楽しみです。
子沢山の父として、家の中はいつもにぎやかで笑顔が絶えません。最近はサッカーをしたり、サッカーの試合をテレビで観戦したりと、少しずつサッカーの楽しさを子どもたちと共有できるようになってきました。
密かな夢は、「将来、家族でサッカーチームを作ること」。
キーパー、ディフェンス、ミッドフィルダー、フォアード……それぞれのポジションを子どもたちが担い、自分は監督兼応援団長。そんな日が来るのを思い描きながら、今日も元気に仕事に励んでいます。
子どもたちの未来のためにも、安心して暮らせる住まいを増やしていくことが、今の自分の使命だと感じています。